さよなら「寝台特急さくら」山陰二人旅 東京-岩国

              2005.2.27.(日)

 この日は休日出勤で14:30まで仕事がありました。帰宅後着替えて、妻に駅まで送ってもらいました。あわただしい出発です。

 15:40 東海道本線  焼津発 普通 156M 15:54 静岡着

 16:10 東海道新幹線 静岡発 「ひかり276号」17:10 東京着 

 廃止が直前の日曜日とあってホームはご覧の通り。まだ押し合いへし合いという雰囲気ではありませんが、この後入線時間が近づくにつれ、人だかりが増え、カメラ片手の鉄道ファンがホームを埋め尽くしました。安全のためロープが張られていました。

 17:50 まもなく「さくら・はやぶさ」入線です。向かいの新幹線ホームにも鉄道ファンが見受けられます。

 EF66-49が姿を現しました。

 テールサイン絵柄入りの「さくら」登場です。

 回送牽引機の解放です。

  最後尾のスハネフ14貫通扉からの撮影です。

 別れを惜しむ鉄道ファンを整理するために、複数の駅員の姿が見えます。この時点でホームは凄い人だかりで、ホーム上を移動しての乗車は難しそうでした。最後尾の「さくら」に乗り込み、車内を移動して我々の寝台のある1号車まで行きました。 

 18:03 東海道本線 東京出発 ホーム一杯の人たちに見送られての旅立ちです。

 出発直後のロビーカーです。

 好奇心旺盛な息子は何でもやりたいがり「ここ開けれるよ。」と言って、なんと座っていたシートをめくり出しました。撮影したビデオを見るたびに思わず笑ってしまう想い出のシーンです。

 18:28 東海道本線 横浜発 大好きな京急とともに成田エクスプレスとも遭遇し、息子は大喜び!

 横浜を出て落ち着いたので、ロビーカーで夕食です。「手ごねハンバーグ弁当」\1,700とメモあり。ちょっと高くないか。メモの誤り? 

 初めての寝台列車。左右に開いて昇る梯子は、当時四歳の息子にとっては、格好の遊具でした。公園の遊具とはひと味違ったこの梯子が気に入ったようで何度も上り下りしていました。

 我々の今夜のお宿は「はやぶさ」1号車 オハネフ25-207

 19:34 東海道本線  熱海出発直後の車内

 あいにく「さくら」は満席で切符は取れず、やむなく取った「はやぶさ」でした。しかし、実際に乗車して車内を探検してみると「さくら」編成もあちこちの寝台が空いたままでした。ダフ屋が買い占めてそのままになったのか、それとも「切符鉄」がチケットだけ押さえて未使用のままなのか、事情はわかりませんが、どうせだったら「さくら」編成に乗りたかったというのが本音です。

 20:35 東海道本線 静岡到着。

 静岡駅にもやはり別れを惜しむファンの姿がありました。発車直後にビデオを回していたモニターに飛び込んできたのは、ホームの先頭付近にいた十数人の撮り鉄の皆さんたちでした。

 

 20:46 東海道本線 焼津 通過。

 普段は20時に寝る息子は焼津まで起きていました。その後は深い眠りに。

 上段なので落ちないように息子を壁側に寝かせ、私は背中に安全紐が来るようにして添い寝です。うつらうつら眠れぬ寝台がブルトレ旅の良い思い出です。

 東海道本線

 浜松 21:28着 21:30発

 豊橋 21:54着  21:55発

名古屋 22:44着 22:47発

岐阜 23:09着 23:11発

京都 0:36着 0:37発

大阪 1:06着 1:09発

山陽本線

広島 5:21着 5:23発