レイアウトに映える 在籍車輛 165系 パノラマエクスプレスアルプス

 

  海風駅構内に侵入した165系「パノラマエクスプレス・アルプス」 海風-茶摘

 165系「パノラマエクスプレス・アルプス」は2001年1月31日の入線以来、一度試走で走らせたかどうかと言う具合で、ほぼ20年間ケースの中で、ずっと眠っていた所謂「箪笥の肥やし」状態だった車輛で、転属対象リストに入っていた車輛です。
 転属するにしても、入線状態のままというのはいかにも不憫で、一念発起して整備を始めました。

 で、例によって屋根上は通風器の換装とともにパンタグラフもPS16AからPS16Bに換装しました。ただパンタ台座のパーツが足りず、モロ164のうち1輌のみが整備完了となりました。 整備を進めていく中で、当然のことながら愛着が出てきました。そんなわけで、これからの活躍を期待して、在籍車輛となりました。残念ながらお譲りできません。

 
Tsc
165
4
Ms'
164
804
Tmsc
165
4
Tmsc
165
3
Ms'
164
803
Tsc
165
3
   

整備手帳

【種車】KATO 10-158 165系 パノラマエクスプレス・アルプス 

【全車輛共通整備項目】

○屋根
①通風機(Tomix製)換装 GMねずみ色1号塗装

②屋根本体 GMダークグレー塗装
③手摺り(TAVASA製)取り付け

○室内
①実物写真を参考に、床下とシートを塗り分け
②室内灯装着

○下回り
①カプラーはKATO密連形Aに換装。
②汚物処理タンク・洗面所流し管(銀河モデル製)取り付け
③プライマー吹きつけ後、ブラックにて再塗装の上、ウエザリング。
④艶消しクリアで仕上げ。

左 整備前 右 整備後

 

手前が整備完了車輛、奥が未整備車輛です。屋根上もさることながら室内の塗り分けも目立ちます。

根上は、避雷器を換装し塗り分けたこと。クーラーへの墨流しが主な整備内容です。墨流しは個人的には強すぎた感が強く修正しました。    室内は前頭部パノラマ席部分、中間のサロンスペース、後方の座席部分と三つに分かれますが、それぞれ実物写真を参考に塗り分けました。

クロ165


クロ165の先頭部分です。

  乗務員用の扉に「乗務員室」のインレタ表示、また足回りに銀河パーツのスピードメーターを取り付けました。試験的に窓にはN小屋のパーツのカーテンを取り付けましたが、窓枠が広いため寸足らずの感じが否めません

 

 屋根上手摺りを取り付けました。

モロ164 手前は整備済み車輛

 屋根上は、通風器の換装と共に、パングラフを旧型のPS16Aから、スリムなPS16Bに付け替えました。

モロ164の比較です。

 

 この角度で見ると、のっぺりしたPS16Aに比べて、右側のPS16Bはシャープな印象を受けます。手前の手摺りも換装して映えます。妻面に続く手摺りも換装したい所ではありますが。

 

 クモロ165の屋根上です。通風器を換装、手摺りも換装しています。クーラーには墨流し。

 

 クモロ165の室内の塗り分けです。座席の枕部分には白いカバーを。