
今回の旅の楽しみ、帰途は「サンライズ出雲」です。回転ずしで夕食を済ませた後は、駅玄関にあった神殿風の建物を見て時間を潰していましたが、待ちきれずにホームにあがっていきました。電光掲示板には先行する特急「やくも30号」の案内があります。

18:48 2番線に「やくも」が入線です。

18:54 「やくも」を見送った後、軽やかな音楽とともに「サンライズ出雲」入線のアナウンスがありました。雨の中ヘッドライトが輝いています。

息子は両手を振り歓声を上げてお出迎えです。クハネ285-3003を先頭にI5編成が登場しました。

我々の乗る最後尾1号車 クハネ285-3004も姿を見せました。

旅情をそそる寝台特急「サンライズ出雲」の側面字幕です。

車輛の前での記念撮影を終え荷物を部屋に置き、早速探検に出かけました。4号車サロハネ285はシングルデラックスとサンライズツイン、通路が山側に寄っています。
19:07「出雲市」出発しました。

5号車は「のびのび座席」のある車輛、興味津々の息子は階段を上って見学です。途中乗客のいるところでUターンしてきました。
この後、階段を降りようとした息子に、悲劇が、

なんと階段を踏み外して転落! そんなに高くはない階段でしたので大事には至りませんでした。が、やはり腰を打ったようで「だいじょうぶ。」と言いながらお尻をさすっていました。今となっては笑い話ですまされる旅の良い思い出です。
20:00着 山陰本線 米子 20:01発
21:20着 伯備線 新見 21:20発
山陽本線 倉敷 22:12発
山陽本線 岡山発 22:32発
「サンライズ瀬戸」を併結しましたが、その様子を観察した記憶もなく、疲れて眠っていたと思います。
0:35着 東海道本線 大阪 0:37発

4:46着 東海道本線 静岡 4:47発 ちょうど目が覚めました。

東海道本線 茅ヶ崎-辻堂 息子が目覚めました。コンテナ基地で「DE10だ!」と私が呟いたら、突然起きだし「間に合って良かった。」と車窓に目を向けていました。

東海道本線 横浜 朝の車内探検です。「サンライズ瀬戸」との併結部分まで来ました。奥側が東京方面先頭側の「サンライズ瀬戸」編成です。

浜松町付近です。14輌の長大編成の先頭「サンライズ瀬戸」側が見えます。

いよいよ終着東京です。丸の内側の赤煉瓦の駅舎が見えてきました。

8番線には懐かしい湘南電車113系です。まだまだこの頃は東京口でも健在でした。

9番線に到着です。出雲市から953.6㎞の旅が終わりました。
「サンライズがドアを開けてドンしてるね。」は息子のセリフ。
ドッキングのドン、連結するときに「ドン」と音がする? いずれにせよ「連結している。」という意味を表す我が子の独自の言葉です。
朝食は東京駅駅弁のベストセラー「チキンカツ弁当」を新幹線の車内で頂きました。
最終ランナーは113系の普通電車の車内でビデオを片手に、こんな大きなビデオ機で撮影していたんですね。もう忘れちゃいました。

無事焼津に帰ってきました。最終ランナーを見送りました。
2020.3.15.回想