第3作「凪宿歴史資料館と海風駅西詰」 第26回レイアウトコンペ「佳作」

 第3作「凪宿歴史資料館と海風駅西詰」は、旧東海道の宿場町にある東海道本線の中規模駅-特急の一部と急行が停車する海風駅を想定して製作しました。

 レイアウトコンペは3年連続の「佳作」を受賞。月刊「鉄道模型趣味」(TMS)の誌上発表は、2004年12月号(No732)でした。
 コンペ応募時のデジカメ画像は没で、編集部からのリバーサルフィルムでの再撮影の依頼がありました。この依頼になかなか応えられず、第4作のレアウトコンペ応募後にようやく撮影にこぎつけました。
 甲斐あって下のカットが1ページぶち抜きの掲載、大満足の発表となりました。

    盟友武尾さんより、

 「国鉄の幹線駅らしい
  ゆったりとした配線が美しい」と

  嬉しいコメントを頂いた

   私もお気に入りのカットです。

料理イメージ

1970年代 東海道本線 海風駅西詰

 海風駅1番線に到着した九州急行「霧島・高千穂」と3番線を出発する80系ローカル列車とのすれ違いは、70年代前半のシーン。


旧東海道凪宿 歴史資料館

夕食イメージ

 メインストラクチャーとなった「歴史資料館」と庭園です。園内には記念写真に興じる観光客が、正面には誇らしげに館長さんの姿が見えます。

GMのキットをベースに、岡部宿の旅籠「柏屋」を参考に加工して制作しました。


歴史資料館の内部

朝食イメージ

 

 歴史資料館の内部はこんな感じです。WindowsのDraw系ソフトを使って内部の障子や畳、壁も表現しました。


歴史資料館と庭園

 

 庭園には記念写真に興ずる観光客らしい若者の姿が見えます。水車小屋と池をバックにぱちり!

資料館の敷地を囲む塀と土塀。向かって右側・西側の塀はキッチン製の材料で作成しました。他3方を囲む土塀は、GMの屋根板とプラ板やプラ棒を使った自作です。今ならトミーテックの各種アクセサリーで悩まず出来そうですね。


第2作「旧東海道凪宿」から望む歴史資料館と海風駅西詰

第2作「旧東海道凪宿」から望む歴史資料館と海風駅西詰構内

153系上りローカル列車が構内へ侵入。EF60牽引の下り貨物列車が信号待ちしています。


東側ホームより望む構内西側

 右手1番線には東上する153系急行「東海」が到着、2番線80系ローカル列車を待たせて3番線からは下り153系急行「宮島」が出発した所。

 新幹線開業前の東海道本線黄金時代の一コマです。


貨物線から旅客線ホームを望む

いつか何処かで見た昭和の鉄道、構内風景です。


南から望む海風駅構内

 南から臨む海風駅西詰です。 ごはち牽引の荷物列車が3番線から出発、ごはち越しに右から赤レンガ倉庫、保線区詰所信号所等構内施設が見えます。ゆったりとした構内は、セクションならではの味わい、創ってよかったなと実感するシーンです。