第4作「ブルトレ街道」は、Uターン後の息子とのブルトレウォッチングがきっかけとなりました。 列車撮影に熱中していた高校時代を思い出し、東海道本線きっての撮影の名所島田-金谷-菊川が脳裏に浮かびました。
静岡県の代名詞「茶畑」を背景にPの牽く20系・14系・24系25形ブルトレ黄金時代の再現がテーマとなりました。
おかげ様でレイアウトコンペは4年連続の佳作受賞。月刊「鉄道模型趣味」(TMS)制作記事発表は、2005年1月増刊号、Nゲージマガジン42号(No733)。初のNマガ登場となりました。

1970年代 東海道本線 海風-茶摘 EF65Pの牽く20系「はやぶさ」
このカットは、制作記事の誌上発表時とともに、月刊「鉄道ファン」等のN ゲージマガジンの広告ページにも登場しました。
しんがりはPの牽く14系「さくら」

1970年年代 海風-茶摘 Pの牽く14系「さくら」
新幹線の登場で151系電車特急が西に追われた後の東海道本線のスターといえばブルートレイン。
当時8本のブルトレが健在で、東海道本線はまさにブルトレ街道というべき状況でした。うち「博多あさかぜ」「富士」「はやぶさ」「みずほ」「さくら」が撮影可能でした。
東上するブルトレのしんがりが14系「さくら」でした。
「茶摘トンネル」を抜けたEF60

「茶摘トンネル」を抜けた貨物牽引EF60 通称一つ目小僧
表面にプラスターをまぶしたことでプラの質感を飛ばしたトンネルポータル。石積みの時代ががった単線用が二つ並んでいます。
東海道本線は、元々単線で開業で後に複線化されたため、単線用ポータルが並びます。唯一複線用ポータルの区間は、唯一複線で開業した旧熱海線(国府津-熱海-三島)です。
個人的にも単線用ポータルが並ぶ姿が好きです。