宇和島の鯛めし
道後温泉本館は工事中
早起きして道後温泉本館まで散歩入浴しました。宿を出たのは6時半前、まだ真っ暗でした。なんだかんだと3回目の四国の旅ですが、必ず訪れているのが琴平の金毘羅神社と松山の道後温泉です。どちらもそうですが、この場所に来ると何かほっとするんですね。本館はちょうど工事中で、二階の休憩所等は使えず、神の湯のみの入浴でした。

これが神の湯入城券です。
こちらは道後温泉別館・建物はおしゃれですが、本館と比べてまだまだ風格がありません。何十年かしたら、本館のような渋みが出てくるのでしょうが。
宿への帰り道です。すっかり辺りは明るくなりました。道後温泉駅には「坊ちゃん列車」がとまっていました。
宿に戻ってようやく朝食。口コミの良さに惹かれて選んだ宿でしたが、朝食はイマイチ。しらすの釜揚げ丼の味は普通、味噌汁も普通、じゃこ天も普通、でも量が貧弱、こんな事なら素泊まりにして、道後温泉本館近辺の開いていたお店で食べた方が良かったかなと後悔しきり。
我々の旅には珍しく、遅めの宿出発。伊予電の路面電車にごとごと揺られて松山駅へ向かいます。途中、大手町で大手町線と交差しました。タイミング良く、踏切が鳴り、大手町線の電車が目の前を横切りました。松山駅の駅舎が見えてきました。
宿ではテレビを見ていたり、スーパーでおつまみのじゃこ天を仕入れたり、結構呑気にしていましたが、松山駅についたのは10時過ぎ、ぎりぎり慌ただしい乗車になりました。
特急「宇和海9号」で宇和島を目指します。
八幡浜到着。木製のホーム上屋と跨線橋が魅力的でした。息子はここからフェリーで日向灘を渡って九州に上陸したいそうです。
特急「宇和海9号」の車窓から 予讃線 立間~下宇和にて
終着宇和島には少し遅れて到着しました。大きな荷物はロッカーに預けて市内散策です。まずは、名物「鯛めし」で腹ごしらえです。
伊予名物の鯛めしですが土地ごとに特色があるようです。松山では炊き込みご飯の鯛めしですが、こちら宇和島の鯛めしは、刺身を生卵と出し汁に入れてかき混ぜたものを白いご飯にかけて、お茶漬けのように食べます。これがなかなか絶品で、実は今だ炊き込みの鯛めしを味わっていない我々は、こちらの方が舌に合うようで、次回も是非この宇和島風鯛めしを食べたいなと思いました。