四万十川の屋形舟

 朝食も個室で頂きました。早朝にもかかわらず、まかないのおばちゃんがかいがいしくお世話をしてくださいました。蒲鉾に欠かせない山葵のリクエストにも応えて頂き、わざわざ練ってくれました。地元産の鰺の開きも温かくとっても美味しい朝食でした。

 こちらが我らがお宿「中村第一ホテル」です。食事がとにかく良かったですね。チェックアウト後も、荷物を預かってくれ大助かりです。

 土佐くろしお鉄道・中村駅 四万十の玄関口です。

 駅からは「しまんとトロリーバス」に乗車して佐田沈下橋を目指します。

 ところが、発車時間の10:09になっても一向にバスは現れません。予約した屋形船の時間に間に合うのか気がもめます。バス会社に問い合わせの電話を入れ話していると、バスが現れました。これで一安心です。

 1日乗車券です。乗り降り自由のフリー切符です。自家用車ではなく鉄道旅の我々にはとっても心強い存在です。

 バスに揺られることおよそ20分。バス停から徒歩3分、佐田沈下橋に到着しました。息子は対岸まで、私も途中まで渡りました。生活道なので、時折地元民の自家用車が通ります。橋幅が狭いうえに、沈下橋なので両端には欄干がありません。すれ違う際はちょっと注意が必要でした。

 島田市の「蓬莱橋」は欄干がありましたが低い欄干で川面からそれなりの高さがあって怖かったけれど、こちらも同様、注意が必要です。ビデオや写真撮影に夢中になって足元に注意していないとなかなか危険です。

 沈下橋からの絶景です。雄大な風景も素晴らしいの一言ですが、さすがに最後の清流と言われるだけあって、水面が綺麗です。川底が見えます。

 「さこや」さんの屋形舟です。

 四万十川観光案内のHPで見つけた「さこや」さん。乗船場所がトロリーバスで行ける範囲にあったので選んだ屋形舟やさんですが、当たりでした。

 屋形舟からの景色もさることながら、船頭さんの話がなかなか興味深く、あっという間の1時間でした。

 屋形舟から望む三里沈下橋と四万十の自然

2020年02月01日