実車&実景

 このページでは、レイアウトセクション・第4作「ブルトレ街道」制作時に発掘した70年代ブルトレブームの頃に撮影した懐かしい車輌たちや鉄道風景、また愛息との男の二人旅などで撮影した動画をご紹介していこうと思っています。モノクロームの懐かしい鉄道風景からハイビジョン撮影の動画を楽しみください。

引退間近!最後の活躍8号機 東海道本線 山崎-神足にて


EH10

 

 東海道本線米原電化の際、関ヶ原の勾配に備えて誕生したマンモス電機EH10。
黒い車体に黄色の帯-その配色からクマンバチの愛称がつきました。

 「危険ですから白線まで下がってください。貨物列車が通過します。」のアナウンスとともにクマンバチくんの登場!長大貨物を率いて風を切ってホームを通過する様は、未だに忘れられません。

 迫力満点、傍若無人の走りはあんまり好きではなかったものの、今となってはやはり懐かしいものがあります。

 他線区への移籍もなく、生涯を東海道本線・山陽本線で過ごしたのもあの巨体故のこと。まさに東海道本線の主でした。

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朝日を浴びて東上する貨レ牽引EF60-509 元ブルトレ牽引機 焼津-藤枝


EF60

 「撮り鉄」だった頃は、ブルトレ全盛時代-東海道本線の主役もP(EF65P)に牽かれた20系・14系・24系25形のブルートレインたちでした。

 撮影の合間に通る貨物牽引のELたちはもっぱら脇役、正直なところ真剣に撮った記憶は余りありません。今になって思えば…ですが…。

 今、懐かしい昭和の鉄道風景を制作する中で、無性に彼らの存在がいとおしくなります。 EF60もそんなELのひとつです。

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東海道本線 金谷駅構内で軀を休めるEF18-32


EF18

 デッキ付箱形旧型電気機関車を初めて見たのは、幼年期の頃で、両親に買ってもらった絵本のゴーナナ(EF57)だったと思います。新型電機にはない無骨なその姿は野性的な魅力が一杯でした。

 EF18を撮影していた頃は、もちろんブルトレの影の脇役的な存在でした。ごっぱち(EF58)の兄弟ということも知らずなんとなく撮っていたのですが、僅か3輌しかなく、またご当地車輌だったことを思えば、もっとフィルムに収めておけばよかったと後悔しきりです。

 当区には、有井製作所製の32号機と33号機が在籍していますが、いつかワールド工芸製のものを当区工場より出場させたい思っています。

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フレートライナーの先頭に立って桂川を渡るEF65-516 東海道本線 西大路-向日町


EF65F

 EF65機関車の中で高速貨物牽引機として誕生したFバージョン。EF66登場までの短期間でしたが、重連で特急貨物の仕業に従事しました。またブルトレ牽引機として活躍した時代もありました。

 私がフィルムに収めた頃は一般形に混じって高速貨物や一般貨物の牽引にあたっていた姿です。密連カプラーや各種ジャンパ栓の並ぶいかつい顔つきはヘッドマークがなくとも十分に魅力的でした。特に、つらら切りやホイッスルカバーを装備した上越バージョンが好きでした。

 当運転所には、KATO車・TOMIX車、各1輌が在籍しています。

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C11-190